このたび、当社は国の施策に基づき「DRアグリゲーター」として登録されました。
国の施策とDRアグリゲーターの役割
日本政府(経済産業省)は、脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの導入拡大を加速しています。しかし、太陽光や風力などの再生可能エネルギーは天候に左右されるため、電力需給バランスの不安定化が課題となっています。
この課題に対応するため、国は「ディマンド・リスポンス(DR)」の活用を本格的に推進しています。
DRは、電力を使う側(需要家)が電力需給バランスに応じて使用量を調整する仕組みであり、IoT技術を活用することで、設備の遠隔制御やリアルタイム監視が可能となります。
当社は、国の補助金制度を活用し、まだDRに活用されていない設備のIoT化を支援することで、
- 電力の安定供給
- カーボンニュートラル社会の実現
- 省エネ法への対応
に貢献してまいります。
DRアグリゲーター登録のポイント
- IoT化による省エネ・カーボンニュートラルへの貢献
- リアルタイム遠隔監視・操作による利便性向上
- 改正省エネ法で追加されたDRの定期報告にも対応
- 補助金活用による低コスト導入が可能
対象設備・施設例
- 業務用冷凍冷蔵設備、空調設備、蓄電池、EV充放電設備、照明、自家発電設備、生産設備など
- ショッピングモール、オフィスビル、ホテル、学校、工場、病院など
補助金制度について
- 補助率:対象経費の1/2以内
- 補助上限額:1申請あたり2,500万円
- 申請単位:受電点単位(高圧以上の需要家側に設置されている既存設備のIoT化)
- 事業期間:交付決定日~2026年1月14日(水)まで
DRアグリゲーター一覧・詳細
DRアグリゲーターの一覧や詳細は、SII(環境共創イニシアチブ)のホームページをご覧ください。